亜鉛メッキ | スズメッキ | メッキ全般 | 再メッキ加工 | その他
亜鉛メッキ
- 亜鉛メッキと三価クロメートは、違うのでしょうか?
- 亜鉛メッキは、代表的な防錆メッキとして広範囲な分野で活用されているメッキ工法の1種です。主に、電気亜鉛メッキと溶融亜鉛メッキがあります。
三価クロメートは、主に亜鉛メッキの後処理を指し、電気亜鉛メッキを実施した後の耐食性のある保護皮膜として使用されます。
- 亜鉛メッキ後のクロメート処理を六価で処理したいのですが、六価クロメート処理は行っていますか?
- 行っておりません。
当社が行っているクロメート処理は、全て三価クロメートを採用しております。
スズメッキ
- 光沢スズメッキは出来ますか?
- できません。
当社内ではできませんが、当社ネットワークによるパートナー会社にて行うことは可能です。
ただし、単独発注ではなく複数種類のご依頼の中に光沢スズメッキが含まれ、一括でご発注をお考えであれば、ご相談ください。
メッキ全般
- 膜厚は、最高どのぐらいまで可能ですか?
- 当社で行うメッキの最高膜厚は、下記になります。
亜鉛メッキ:20μm
スズメッキ:8μm
- RoHS対応のメッキ加工処理とは、どういう意味でしょうか?
- RoHS指令とは、電子・電気機器に含まれる特定有害物質の使用を制限するための欧州連合(EU)の指令のことです。
EUに電子・電気製品を出荷する場合には、規制物質である鉛・六価クロム・カドミウム・水銀・ポリ臭化ビフェニル・ポリ臭化ジフェニルエーテルの含有量を閾値以下にする必要があります。
鉛や六価クロム、カドミウムは、メッキ工程でも使用されることがあり、六価クロメート処理は、表層に六価クロムが含まれます。
代替技術として「三価クロメート処理」があり、当社では三価クロメート処理を行っております。
再メッキ加工
- 既にメッキや表面処理したものを、再処理してもらえますか?
- 基本的に再処理を行うことは可能ですが、内容をご確認させていただきたいので、ご相談時に図面や内容(詳細)、数量などをお知らせください。
- 塗装製品の塗装を剥がして、メッキすることは可能ですか?
- 塗装の剥がしは、当社では行っておりません。
塗装を剥がした上で、当社へご相談もしくはお持ちください。
その他
- 図面にメッキを表す暗号のような表記(Ep-Fe/Zn 15/CM2 : B)があります。これは、どういう意味でしょうか?
- 図面に書かれている表記は、JIS規格(JIS H0404)によるメッキの記号表示方法になります。
表示内容は、下記の内容で表されます。① – ② / ③ ④ ⑤ / ⑥ : ⑦
①メッキを表す記号
②素地の種類を表す記号
③メッキの種類を表す記号
④メッキの厚さを表す記号
⑤メッキのタイプを表す記号
⑥後処理を表す記号
⑦使用環境を表す記号例)Ep-Fe/Zn 15/CM2 : B
Ep=電気メッキ
Fe=鉄鋼素地
Zn=亜鉛メッキ
15=15µm以上
CM 2=有色クロメート処理
B=通常の屋外での使用ただし、上記に当てはまらない企業様独自で設定されている記号表示が含まれていることが多々ございます。
ご依頼時やご相談時に、記載されている図面を拝見させていただき、こちら側で内容をご確認いたします。
- 個人で1個なのですが、メッキをお願いすること可能ですか?
- 個人のお客様からのご依頼も承っております。(最低金額1,000円~)
また、法人様・個人様問わず、ご依頼は1個から承っておりますので、お気軽にご相談ください。
- 製品の1部分にだけメッキすることできますか?
- 基本的に部分メッキは可能です。マスキング境界のご相談など打ち合わせは必要になります。
図面や部材などで、マスキング範囲をご指示いただければ幸いです。
- 急ぎでメッキ対応をお願いしたいのですが、可能ですか?
- お客様のご希望に可能な限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
※メッキの条件や製品、その時の受注状況によっては、納品日の調整をさせて頂く場合もございますので、予めご了承頂けますと幸いです。
- 素材の種類がわからないのですが、一度見てもらうことは可能でしょうか?その際は、有料になりますか?
- もちろん可能です。無料でご相談承りますので、お気軽にご連絡ください。